美容と人間的な魅力の重要性

これは、洋の東西と問わず、色々な本に残っています。100年ぐらい前の西洋の話ですが、ある年配の女性が前から歩いてくる姿に見とれた貴族の話がありました。身分が高いので、美しい女性はたくさん見ています。しかし、見とれた女性は、若くもなく、貴族でもなく、衣装も洗いざらしの普通の庶民の衣装だったそうです。当然顔も普通です。
しかし、その人の表現では、とても美しく見えたそうで、恋愛感情という美しさではなく非常に美しかったということで、歩いてくる姿から去っていくところまで、声も出ずに見送ってしまったそうです。それで初めて女性の美しさを知ったということでしたが、心の美しさやオーラのようなものがあったのでしょう。それも美容の要素ですし、素材でもあります。